ソニー損保

ソニー損保の特長は、通販型自動車保険の中でも特にリスク細分化による保険料の設定をしているというところです。

特に年間走行距離による保険料の決定ですが、これは契約時にユーザーが予定年間走行距離を申告して、それが長距離であるときは比較的に保険料が高くなり、短距離なら安くなるというものです。

この距離の区分は、「3,000km以下」~「無制限」の7区分から選択します。

実際に走った距離は、どうやって保険会社が把握するかといいますと、継続手続きの際に、ユーザーが手続日時点の積算距離計(オドメータ)の数値を書くのです。そして、保険始期日時点のオドメータの数値との差から、「走った距離」をソニー損保が算出するのです。

この契約距離区分を超えて走った場合でも、補償には影響ありません。ただし、契約距離区分を変更する手続きが必要なので、契約距離区分を超えそうなときはカスタマーセンターに連絡します。

また、契約距離区分よりも実際の走行距離が少なかった場合は翌年に繰り越せます。

契約距離区分の上限キロ数を「1,000km以上」下回る場合は、その差額保険料に相当する額を、翌年の継続契約の保険料から割引いてくれます。

ソニー損保は通販型自動車保険15年連続売上ナンバーワンと謳っていますが、その人気の理由は上記のような保険料体系のせいだけではなく、契約者特典にもあるといわれています。

遊園地やテーマパーク、日帰り湯、スパなどが最大75%オフ、全国のホテル、宿約2000ヵ所が最大95%オフ、ソニーのインターネットショップであるソニーストアの割引など、他社では真似ができないソニーグループならではのものが充実しています。

ソニー損保の自動車保険は、保険料の安さを「売り」にしている通販型自動車保険としては割高になっています。

しかし、それであっても15年連続も通販型自動車保険の売上1位というのは、自動車保険に加入する日本のユーザーの自動車保険に対する知識の深さを物語っている気がします。

通販型自動車保険には、「保険料の安さ」という最大の武器がある反面、「事故対応」について、代理店型自動車保険のもつ国内大手損保会社の安定したネットワークに比べて弱いということがあります。

しかし、ソニー損保には、国内大手損保に匹敵するレベルの「事故対応」体制が整っています

だからこそ、保険料が他の通販型に比べて高いのです。

この割高さは非常に意味のあるものなのです。